50年前の津波の経験の知識
02/28Sun
- | - | - | 住職です。 |
(写真は旭川の象徴「旭橋」)
現在出されている津波警報は50年前のチリ沖地震による津波の被害を経験した「知識」が生かされています。
この「知識」という言葉は仏教語から来ているのですが、意味がだいぶ違ってきています。
仏教語で言う「知識」とは友達とか身近な人をいうのです。
また、その「知識」という字の上に善という字のつけて「善知識」という場合は仏教を学ぶ先生とか、仏縁を結ぶご縁になった方を言います。
例えばお子様を亡くしたご縁で(逆縁)信仰の大切さ、お念仏の大切さを教えられた場合は子供が善知識として味わうことが出来ます。
あるいは門徒ならよく歌われる「恩徳讚(オンドクサン)」の中に出てくる「師主知識の恩徳も・・・」も同じ意味です。
今回の地震の50年前の情報の知識からくる安全を守る生き方も大事にし、また仏教語としての良き友・良き師と出会う知識という生き方も大事にして欲しい事だと思います。
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