手造り
04/30Thu
- | - | - | 住職です。 |
味噌を造りました。年末の餅つきと並ぶ、年に一回の行事であります。
造り方ですが、まず、大豆を一晩うるかします。それを大鍋で三時間煮て柔らかくします。
その後が私の出番となります。その柔らかくした大豆をすり潰すのですが、その機械が昔ながらの手動式で、取っ手を握って縦にぐるぐる回すと、ミンチ状になった大豆が横からにょろにょろと出てくるというものです。それが結構力がいる作業で、おまけに、疲れて休むと大豆が冷えて堅くなり、ますます重くなってしますので、一気にやってしまわなければなりません。かなり体にこたえました。
さて、そのすり潰された大豆に、麹、塩を混ぜて、数ヶ月間熟成させて出来上がります。
昔ながらの食品(スローフードと言うらしい)が今、見直されているようですが、それを手作りすることによって、さらに味わいが深くなるのではないでしょうか。
(宗)